株式会社みらいハウスワークスは、「未来の子どもたちのために、今できることを少しずつ。」という理念のもと、子どもたちの笑顔を増やすため、育児期の女性支援に取り組んでいます。
子どもたちの笑顔を増やすためにはまず「母」たちの環境を変える必要があると感じています。出産・育児をきっかけに、思い描いていたキャリアを断念したり、毎日へとへとになりながら心を病んでしまったり、ゆるやかに社会から疎外されていくような感情を味わうなど、「こんなはずじゃなかった」と感じる機会がまだまだ多いこの時代。様々な女性が集まり対話を続けながら、育児も仕事も、自分らしく生き生きと取り組めるようになるために、必要な学び、必要な支援、必要なサービスを提供する人材育成事業のほか、育児期女性の力を最大限に生かすプロ集団を組織して、コンテンツ制作、ブランディング、PRなどのクリエイティブ事業を行っています。

株式会社みらいハウスワークス代表の川口郁子です。
子連れで利用できるコワーキングスペース「みらいハウス」の運営に始まり、育児期の女性が、育児を楽しみながら、自分らしく働ける環境をつくるための様々な事業に取り組んできました。
起業のきっかけは、私自身が出産と育児により「子どもがいるからできない」ことが一気に増えたこと。私の勉強不足が原因ではありますが、働きかたを変えざるを得ない状況、その後のキャリアパスを描くことができない不安や自分自身の能力不足に対する情けなさなどが重なり、子どもと幸せな時間を過ごす一方で、焦燥感と向き合う日々を過ごしました。だからこそ、仲間と一緒に助け合うコミュニティを作り、多くの育児期女性たちと対話を重ねてきました。
弊社の事業は「育児期女性を支援する」ことですが、その目的は「子どもたちの笑顔」です。子どもたちをめぐる様々な問題の解決を目指すために、女性問題を解決する必要がある、と私たちは考えています。活動を続ける中で、育児・家事時間の男女差や、労働賃金の格差の問題、アンペイドワーク、エッセンシャルワークなどに関わるヒアリングを重ねて、この先30年後に今の子どもたちが過ごしやすいと感じる制度や未来はどんなものなのだろうか、と考えること、それが弊社のすべての事業につながっています。
これからも「未来の子どもたちのために」子どもたちの笑顔を増やすため、すべての女性が生き生きと笑顔でいられる社会を思い描きながら、私たちができることに取り組んでまいります。

株式会社みらいハウスワークス
代表取締役　川口　郁子